2014年10月20日月曜日

大人げない

ときどき預かっている
4歳の男の子が
最近、将棋を覚えはじめました。

まだ、駒の動き方を
完全に覚えてはいないので
私が教えながら、手を抜きながらの
対戦をしています。

3度目の対戦のとき。
だいぶ、上手になってきたな~と思って
熱が入ってしまい…。

つい、うっかり。
大人げなく、
勝ってしまいました。

男の子は、火がついたように大泣き。
やってしまった…。

あのときの自分の気持ちを反芻してみると
「勝ちたい」
という、子どものような気持ちでした。

私の息子が小さい頃のことを
思い出しました。

私の母と息子は
ゲームやパズルで遊んでいるうちに
ケンカになることが多く、
いつも、息子が泣いていました。

理由は、どっちかが何かなくしたとか
どっちかがたくさんやったとか、
ものすごくささいなこと…。

息子が、布団をかぶってわんわん泣いているところに
母がしょんぼりとやってきて
「ごめんね、100円あげるから泣きやんで」
などと、なだめていたのを思いだします。

あまりにケンカするので
私から、「ジグゾーパズル禁止令」を
出したこともあります。

お母さん、本当に大人げない…。
そう思っていました。

私、そのときのお母さんに近づいてきたかも。

老いるということは、
大人げない行動が
多くなることなのかも しれません。

男の子が
大きなバッタをとってきて、見せてくれました。
どこにいるか、わかりますか?


2014年10月2日木曜日

アラフィフ女子とマーガレット

六本木ヒルズで開催中の、
「わたしのマーガレット展」に
友達と二人で行ってきました。

『マーガレット』そして『別冊マーガレット』は、
私の青春時代のバイブルと言っても過言ではありません。
恋に恋する年頃、
胸ときめかせながら読んでいた、少女マンガ雑誌です。

創刊50年ということなので
ほぼ、私と同い年。
なんだか、感慨深いものがあります。

入口から、
ピンク色の乙女チックな雰囲気の内装に
心弾みます。

展示スペースには、
なつかしいマンガの原画が、300点以上も!


オスカルとアンドレの等身立体像も!


「きゃー、わたなべまさこ先生、怖い!」
「伊賀野カバ丸! 読んでた!」「つる姫じゃー!」
「エースをねらえ、全部持ってる!」
「紡木たく先生!」「くらもちふさこ先生!」「槇村さとる先生!」…
はしゃぐ気持ちが抑えられません。
絶対に、同年代の友達と一緒に行くことをおすすめします。

少女マンガのジャンルとしては、
以前は 「恋愛もの」「スポーツもの」「怪奇もの」「ギャグもの」の
4つに分けられていたのだなということもわかりました。
でも現在は、ほぼ「恋愛もの」に偏っている気がします。

そして、恋愛もののパターンは、
昔も今もあまり変わらず…。

第一印象は「イヤな奴!」

意外な一面を知って、次第に気になる存在に…。

突然抱き締められる(もしくはキス)

いい感じになったところで
事件が起きる(誤解など)

いろいろあってハッピーエンド

というパターンが王道ではないでしょうか。

最後は、盛り上がってプリクラも撮ろう!ということに。
でも、使い方がわからず、
画面を押したり ボタンを探したり…。
最初にお金を入れるんだ!とわかるまでに 時間がかかりました。

チラシでは「親子三世代楽しめる…」とありましたが
会場を訪れていたのは
中年女性が目立ちました。
となりのプリクラボックスでも、やはり 同じように
40代とおぼしき女性たちが、 大騒ぎしていました。

心だけ少女に戻った、楽しいひとときでした。

グッズもいろいろあって
つい、買ってしまいました…(もっと買いたかった)。