2014年10月20日月曜日

大人げない

ときどき預かっている
4歳の男の子が
最近、将棋を覚えはじめました。

まだ、駒の動き方を
完全に覚えてはいないので
私が教えながら、手を抜きながらの
対戦をしています。

3度目の対戦のとき。
だいぶ、上手になってきたな~と思って
熱が入ってしまい…。

つい、うっかり。
大人げなく、
勝ってしまいました。

男の子は、火がついたように大泣き。
やってしまった…。

あのときの自分の気持ちを反芻してみると
「勝ちたい」
という、子どものような気持ちでした。

私の息子が小さい頃のことを
思い出しました。

私の母と息子は
ゲームやパズルで遊んでいるうちに
ケンカになることが多く、
いつも、息子が泣いていました。

理由は、どっちかが何かなくしたとか
どっちかがたくさんやったとか、
ものすごくささいなこと…。

息子が、布団をかぶってわんわん泣いているところに
母がしょんぼりとやってきて
「ごめんね、100円あげるから泣きやんで」
などと、なだめていたのを思いだします。

あまりにケンカするので
私から、「ジグゾーパズル禁止令」を
出したこともあります。

お母さん、本当に大人げない…。
そう思っていました。

私、そのときのお母さんに近づいてきたかも。

老いるということは、
大人げない行動が
多くなることなのかも しれません。

男の子が
大きなバッタをとってきて、見せてくれました。
どこにいるか、わかりますか?


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